初期費用っていくらかかるの?
こんにちは!アスシア不動産です。
がおーーー!!寅年ももう末。
これから本格的に不動産業界の繁忙期を
迎え引っ越しシーズン到来です。
そこで今回は引っ越しに掛かる初期費用に
ついて書きたいと思います。
敷金や礼金、仲介手数料などどのような費用が掛かるのか引っ越しを控えている方必見です!
初期費用にはどのような名目があるの?
初期費用には基本的に掛かってくる名目の費用と、
物件によって異なる名目の費用がございます。
【基本的に掛かってくる名目】
敷金
礼金
保証金
仲介手数料
保証委託費用
前日割り家賃・管理費(共益費)
前家賃・管理費(共益費)
火災保険料
鍵交換費用
【物件によって異なる名目】
24時間緊急サポート費用
抗菌、消臭費用
契約事務手数料
他にも変わった名目で費用が掛かるケースがございますが、
基本的に上記名目を理解しておけば問題ないかと思います。
名目の意味と金額を教えて!
【敷金】
→大家さんへ預けるお金になります。
万が一、借主が家賃の滞納や退去時の
原状回復用が払えない場合に補填できるように
担保として預かるお金です。
いわば大家さんの保険みたいなものですね。
借主に滞納などが無ければ退去時の
現状回復費用を差っ引いて残金を返金されます。
東京都内の相場は0~2ヶ月
【礼金】
→大家さんへ差し上げるお金です。
差し上げる??
そう、二度と返ってこないお金です。
なるべく払いたく無いですね!
ですが、競争率が高い物件などは払わざる得ない場合もございます。
東京都内の相場は0~2ヶ月
【保証金】
→敷金と似ている性質を持ってますが、
退去時に戻ってこないお金となります。
原状回復費用が含まれているケースと含まれていない礼金のような性質を持つ場合もございます。
都度確認が必要となりますが、
原則現状回復費用が含まれております。
残りがかえって来ない(敷引)と同じですね。
東京都内の相場は0~2ヶ月
【仲介手数料】
→仲介業者への報酬として支払う手数料となります。
従来は借主様と貸主様から合わせて
1ヶ月分+税が掛かりますが、
基本的に借主様から1ヶ月分+税をお支払い頂くことが多く、
物件によっては半額や無料のものもございます。
【保証委託費用】
→保証会社の初回費用となります。
ご時世は「保証会社必須」の物件が9割以上を占めており、借主様の負担で初回費用及びお部屋の更新料とは別に更新料が毎年発生するケースもございます。
初回費用の相場は月額総賃料(管理費・共益費含む)の30%~100%
年間更新費用1~1.5万円
不動産業者と保証会社の取り決めで保証会社によっても金額などが異なることがあるので注意が必要です。
中には初回費用が0円、
毎月総賃料の1.5%の手数料を
支払う設定の保証会社もごさいます。
【前日割り家賃・管理費(共益費)】
→起算日(家賃発生日)の月は日割計算となります。
例えば12月15日が起算日の場合、日割家賃は15日~31日までの17日間が日割家賃となります。
【前家賃・管理費(共益費)】
・原則、家賃は前払制となりますので、
翌月分の家賃を前月の25日、
もしくは末日までに支払うこととなります。
12月15日が起算日の場合、
12月分の日割家賃及び1月分の家賃も
初期費用に含まれるケースがほとんどです。
【火災保険料】
→居住用賃貸物件の入居には
「借家人賠償付の火災保険」への加入が
必須となります。
管理会社様によっては借主様自身で探した火災保険へ加入することも可能ですが、
原則、管理会社様や貸主様指定の火災保険へご加入いただきます。
相場としては単身者のお部屋で1万円~1.5万円/2年、ファミリーのお部屋で1.5万円~2.5万円/2年となります。
地震保険の加入プラン等で
金額が異なりますので都度確認が必要です。
【鍵交換費用】
→こちらも借主様の負担で交換いただくことが多く、任意の場合と必須の場合がございます。
U9のタイプからICチップ付きの鍵まで様々のため金額が物件によって異なりますが、1万円~3万円が相場です。
中にはICチップ付きのもので6万円する場合もございます。
【24時間緊急サポート費用】
→こちらは管理会社が営業時間外の際に
一時的に緊急対応してくれるサービスとなります。
夜間の水漏れや給湯器の故障、
鍵の紛失等で困った際に駆けつけてくれますので非常に便利です。
他にも様々なお店で特典サービスが受けられるものもございます。
管理会社によって加入必須の物件がございます。
相場は1.5万円+税/2年となります。
【抗菌、消臭費用】
→入居前の消臭や虫除去・防止の消毒費用となります。
こちらも管理会社によって加入必須の物件がございます。
相場は0.8万円~1.8万円+税のところが多いようです。
【契約事務手数料】
→仲介業者へ支払う仲介手数料とは別に管理会社の書類作成費用等の名目で請求される手数料です。
かなりグレーではございますが稀にこのような管理会社もございますので注意が必要です。
相場は0.3万円~1.5万円となります。
初期費用を計算してみよう!
結局初期費用はどのくらい用意をすればいいものなのでしょうか。
例で計算してみたいと思います。
【家賃10万円 管理費1万円 敷金1ヵ月・礼金1ヵ月 起算日12月15日の場合】
- 敷金:10万円
- 礼金:10万円
- 保証委託費用(0.5ヶ月):5.5万円
- 仲介手数料(1ヵ月+税):11万円
- 火災保険料:1.5万円
- 鍵交換費用:1.5万円
- 24時間緊急サポート:1.65万円
- 日割家賃(17日分):54,838円
- 日割管理費(17日分):5,483円
- 前家賃(1月分):100,000円
- 前管理費(1月分):10,000円
合計:581,821円
イメージとしては家賃の約5.5ヵ月分+雑費ですね。
敷金・礼金の合計が2ヶ月分の場合の計算となりますので、
敷金や礼金が無い物件に関してはもっと安くなります。
また、起算日(家賃発生日)を月末設定すると日割家賃が安く抑えられたりと
色々と工夫することができますので我々の担当スタッフへご相談ください!
契約金以外にもかかるものとは?
お引越しをする際に物件の初期費用とは別に引っ越し業者へ支払う費用も必要となります。
引っ越し業者も金額設定が様々となりますので、
必ず相見積もりを行うことをお勧めします。
【料金相場】
単身者(1R.1K):1.5万円~2.5万円
カップル(1LDK):3万~5万円
ファミリー(2LDK~):8万円~
大手引越し業者と中小の引越し業者では金額が大きく異なることがございます。
荷物の量や時期、予約状況によって金額が倍以上になるケースもございますので、
最低4~5社の相見積もりを行うことをお勧めします。