リノベーション物件について➁
こんにちは、アスシア不動産です。
今回は前回に引き続き、リノベーション物件についてお話していきたいと思います。
前回は、リノベーション物件のメリットをご紹介いたしましたが、やはり良いところばかりではありません。
デメリットももちろんあります。
というわけで、リノベーション物件を選択する上での注意点等、書いてみますので参考になれば幸いです。
リノベーション物件を選択する上での注意点
・内装は綺麗だけど、、外観は?
内装が新築みたいになっていても建物自体は年数が経過しているので修繕されていなければ、
外観は建築当時のままという物件も多いです。
それ故、外観の古さは物件を選ぶ上で気になるところでもあります。
ですが、あえてレトロなデザインを選択する人にはメリットに変わる部分ではあります。
現代の建築では見られないような贅沢な造りの内装に出会えることも稀にあります。
・建物自体の設備にかかわる部分に関しての改善は難しい
築浅の物件に比べると、建物自体のセキュリティが弱く、
エントランスにオートロックが無い!なんてこともよくあります。
エレベーターが無い物件も多いです。
毎日の階段の上り下りが大変、、ですが。
毎日、運動ができるというメリットになる考え方もあります!
建物自体の設備の改定は管理組合の話し合いで決まることもあります。
とは、言っても根本にかかわる構造部分や、エレベーターを取り付けるといった大規模な改修は
難しい部分ではあります。
耐震基準は満たされているのか?
ご存じの方もいるとは思いますが、建物の耐震基準が1981年5月に改定されております。
どう変わったかと言いますと、、
- 『旧耐震』の建物は震度5弱までを想定して建てられている
- 『新耐震』の建物は震度6強〜7程度の地震をも想定している
建築基準法改定前の時代には、震度5弱以上の地震なんて想定してなかったんですね。
近年、地震の規模も大きく変わってきているみたいです。
それに伴って、このまままじゃいかん!と改定に乗り出したわけです。
今の物件は震度5強程度の地震ではびくともしなくなったわけですね。
技術の進歩ってすごいです!
とは、言っても旧耐震のマンションだからダメ!といわけでもないです。
現代にも旧耐震のマンションはたくさん存在しております。
ちゃんと耐震補強工事をした上で耐震診断をクリアすれば、
安心して生活知ることができます。
『旧耐震』か『新耐震』であるかは竣工日や完成日ではないので、
建物を造るぞ!ってなった時に申請する建築確認の申請が承認された日を基準にしております。
建築確認の申請が承認された建築確認日なので注意しましょう。
何が大事かといいますと、契約する本人が知っていてちゃんと納得されているかどうかなんです。
賃貸物件の契約時には重要事項説明が義務付けられておりますが、
ちゃんと理解した上で聞けていますか?
あー、なんか難しい話してるなーって流していませんか?
分からないところはしっかり不動産屋さんに聞いてみましょう!