音 ~騒音と閑静な○○~
こんにちは、アスシア不動産です。
今回は、物件を契約する上で重要な『音』について書いてみたいと思います。
『騒音なんて気にならない!』って方も、
そう言わずに一度目を通してもらえたら喜びます。
一言に『音』といっても様々なものがあります。
生活の中で関わってくる『音』と言ったらどういったものがあるでしょうか。
自分から発せられる『音』って意外と気にしてない人。多いですよね。。
足音だったり、ドアを閉める音だったり、話し声のボリュームだったり。
でもなぜか、他人の出す生活音は過剰なまでに気になったりします。
新しい生活を始めてから、こんなはずじゃなかった!と思うことが無いよう
穏やかに暮らせるように事前に知っておきましょう。
騒音レベルのランク
そもそも、騒音の基準ってどういった定義がされているのでしょうか。
音の単位はデシベルで表されます。表記はdBSPLです。
結構、細かくランク分けされてます。
↓↓↓
- ・20~30dB:かな~り静か。ヒソヒソ声、時計の秒針、他人の呼吸音が聞こえるレベル
- ・40dB:静かめ。例)図書館、閑静な住宅地
- ・50dB:普通。例)昼間の高層住宅地、エアコンの室外機
- ・60dB:ややうるさ。例)銀行窓口、博物館内
- ・70dB:うるさ。例)上階のバタバタ足音、忙しい事務所
- ・80dB:めちゃうるさ。例)飛行機内、セミの鳴き声、大音量テレビ
- ・90dB:めちゃめちゃうるさ。例)パチンコ店内、耳もとで怒鳴られた
- ・100dB:激うるさ。例)高架下で電車が通過、カラオケ、工場内
- ・110dB:鬼うるさ。例)車のクラクション、
- ・120dB:٩(๑`^´๑)۶ムキー!。例)ライブ会場、ドラム鬼連打、近くの落雷、ジェットエンジン
あくまで目安なので個々の感覚によるとは思いますが、このくらい細分化されています。
騒音の許容範囲
環境省は、『この地域ならこのくらいの騒音は許容できる』とか、『ここは静かにしなさい』などの基準を定めています。
・療養施設、社会福祉施設等が集合して設置される地域
・専ら住居の用に供される地域、主として住居の用に供される地域
・相当数の住居と併せて商業、工業等の用に供される地域
周辺の騒音問題
お部屋探しの際、どういったことが契約の決定打になるでしょうか。
長い間、空室が続く物件には何かしら理由ががあります。
外観も室内も気に入ったのに、バルコニーに出て外を見てみると、、
隣が線路だった。
1路線ならまだしも5路線とか走っていると、一日中、電車の音と一緒に暮らすことになります。
隣が高速道路だった。
ちょうど2階3階のお部屋の位置が高速道路ドンピシャです。
大通り沿いの交通量が異常。
当然3車線以上の通りは車が常に通っています。
こういった物件はやはり騒音がネックになります。
もちろん、二重窓や防音壁などの対策がされているマンションも多いので
窓を開けなければ全く気にならないということもあります。
メリットとしては、同じ間取り、同じ㎡数のマンションと比べると家賃が相場よりお得なことも多いので、
あまり、騒音に関して気にしない方でしたらいいかもしれないですね。
入居してから気づくこと、、
隣人の生活音が異常。
世のにはいろんな人がいますし、
それぞれの生活スタイルがあります。
朝起きて、夜寝るのが当然だと思っていたら、
隣人が真逆の生活をしていたなんてことも十分あり得ます。
自分が眠っているときに隣から掃除機の音や洗濯機の音、
夜中に大熱唱されたら気になってたまったもんじゃないです。
意外と多いのが上階の居住者の足音。
普通に生活している足音レベルでも下階には結構響く物件も。
逆に自分自身がそうなっていないか注意も必要です。
なので、お子様がいる世帯の方は1階を希望される方も多いです。
騒音問題って、自身の選択で事前に防げるものと
住んでみないと分からないものとがあるので、
半分は運任せになってしまう部分もありますが。
対策できるものは事前に調べておくのが得策かもしれません。