低層マンションの良さを知ろう

こんにちは、アスシア不動産です。

いかがお過ごしでしょうか。

まだ2月の下旬なのに暖かい日も少しずつ増えてきましたね。

逆に、風が強くて凍える日もありますが、

お体、ご自愛ください。

ところで、

以前、タワーマンションについてのお話をしましたが、ご覧いただけましたでしょうか。

今回は、低層マンションについて少し触れてみたいと思います。

低層マンションとは

低層マンションと高層マンションの明確な定義というものは、実はありません。

見た人が低層と思えば『低層』、

高層と思えば『高層』です。

ただ、一般的には

  • 低層マンション:2~3階建
  • 中層マンション:4~5階建
  • 高層マンション:6階建て以上
  • 超高層マンション:20階建て以上

というように区別されているようです。

低層マンションの特徴

低層マンションの魅力と言えば、どんなことが思い浮かぶでしょうか?

まず、低層マンションはその希少性に価値があります。

マンションを建築できる高さというのは『用途地域』というものでエリア分けされています。

高層マンションが立ち並ぶ地域もあれば、全く立っていない地域もあります。

低層マンションが建っているところは、

高い建物がなく、比較的穏やかな

落ち着いた住環境であることが多いです。

ただ、それ故に

人気のある低層マンションはすぐに埋まってしまうことが、とても多いのも事実です。

高層マンションの総戸数は大規模なものだと1000戸超の物件もありますが、

低層マンションの総戸数は20~30戸のところもザラにあります。

必然的に供給量が違うため、一度埋まってしまうとなかなか空きが出ません。

『この物件に住みたい!』という方の中には、

空きが出るまで何年も待っている方もいます。

低層マンションのメリット

低層マンションと高層マンションを比べた時に

メリットになる部分ってどんなところでしょうか?

・玄関からエントランスまでのアクセス時間がスムーズ

これは、毎日のことになるととても重要な部分です。

玄関から『行ってきまーす』と、マンション外に出るまでの

所要時間は高層マンションとは大きく異なります。

例えば、地上50階に住んでいたとしましょうw

玄関から出て、ボタンを押してもなかなか来ないエレベーターをひたすら待って、

やっとのことで1階まで下りてフロントコンシェルジュを横目に抜け、

エントランス手前のエスカレーターでスマホを忘れていることに気づく!

お仕事や、待ち合わせに向かっている時はその時点で深刻です。

・他の居住者に会うことが少ない

マンション内で他の居住者とすれ違うことが少なく、

プライバシーを守れるのもメリットです。

マンション内での人付き合いをあまりしたくない人もいます。

そういった人には、低層マンションは向いているかもしれません。

低層マンションのデメリット

メリットもあればデメリットもあります。

・維持費が割高

高層マンションに比べて総戸数が少ないために、

管理費や共益費といったマンションの維持費にかかる費用が割高になることが多いです。

単純に居住者の絶対数が少ないので仕方のない部分でもあります。

・共用施設が享受できない

高層マンションのメリットの一つにサービスの良さや充実した共用施設があります。

常駐しているフロントコンシェルジュサービス、

スカイラウンジ、フィットネスルームやパーティルーム。

家族や友人が訪ねてきたときのゲストルームなど。

設備に関してはやはり高層マンションの方が充実しています。

低層 or 高層?

低層マンションにも高層マンションにもそれぞれメリットデメリットがあります。

結局は住居に何を求めるかは人それぞれですから、一概にどちらがいいとは言えません。

高層マンションの上層階に住んでいた人が低層マンションに引っ越しすることも

その逆もしばしば。

そろそろ新生活のスタート時期も間近です。

個人的には高層マンションの50階に住んでみたい気持ちはあります。

それでは。