一人暮らしにかかる費用
進学や就職をきっかけに、実家を離れてはじめて一人暮らしを始める方は多いですよね。
一人暮らしを検討する際、まず最初に気になるのは「費用」という方が大多数かと思います。
一般的に一人暮らしのお部屋を借りるときの初期費用は「およそ家賃5ヶ月分」と言われています。
場合によってはその他に、引っ越し費用や生活用品を揃える費用がかかるため、新生活を始めるためには「平均50万円ほど」が必要となります。
これから初めて一人暮らしをされる方は、何にいくらかかるのかを知っておくと、自分が一人暮らしを始める時の計算ができると言えます。
引っ越しに必要な
三大費用
-
不動産関係に
かかる初期費用 -
引っ越し業者を
利用する費用 -
家具家電・日用品を
購入する費用
-
不動産関係にかかる初期費用
お部屋を借りるためには、賃貸契約時にまとまった金額、いわゆる「初期費用」を支払わなくてはなりません。賃貸契約の内容によって項目や金額は変動しますが、一人暮らしの初期費用の相場は「家賃の5ヵ月分ほど」です。
一般的に初期費用には以下の項目が含まれます。
敷金 / 礼金 / 仲介手数料 / 前家賃・前管理費 / 日割家賃・日割管理費 / 保証会社の利用料 / 鍵の交換費用 / 室内消毒料 / サポート料金 / 火災保険料 -
引っ越し業者を利用する費用
これから一人暮らしを始める方は、実家から荷物を運ぶ必要があるかと思います。その際、引っ越し業者に依頼する場合は引っ越し費用が必要になります。
引越し業者を利用する費用は、時期や距離に応じて変動するので覚えておきましょう。学生の入学・卒業や社会人の就職・転勤といった新生活をスタートする方が多い3~4月の依頼が集中する時期は、多くの依頼が来るために比較的料金が高くなっています。同様に世間が休みで引越しをする人が多い土日祝日は引越し料金が高くなりますので、平日の料金の方が安価となります。 -
家具家電・日用品を購入する費用
初めての一人暮らしでは家具や家電用品をはじめ、カーテンや食器、食品、日用品などの生活に必要ななものを一式用意する必要があります。
実家のものを持っていくことや、家具・家電付きのお部屋に住むといったことも可能ですが、基本的には1から新しいものを買い揃える人が多いでしょう。後ほど改めて一人暮らしに必要なものをご紹介いたしますが、一般的に 家具やインテリア用品で5万円~、家電で15万円~、生活用品で5万円~の購入費を合わせると25万円程度少なくとも必要であると言われています。
一人暮らしにかかる光熱費
一人暮らしをするうえで、まず把握しておきたい費用が光熱費です。
一人暮らしを始める際、最初に家賃に注目しがちですが、生活に欠かすことのできない電気・ガス・水道も重要です。
止められてしまったら生活に支障がでてしまうので、光熱費を把握できなければ、家賃の予算を決定することも難しくなります。
しかし光熱費は、「実際に住んでみないとわからない」「地域や季節によって変動するから把握は難しい」
と感じる方や、自分の現在の光熱費が平均値なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
光熱費は、住んでいる地域や季節、生活スタイル、物件など様々な要因により上下します。
とくに電気代やガス代は、エアコンや暖房などの使用状況に合わせて変動するため、季節による金額の差が大きくなりがちですが、
一人暮らしを考えている方は、目安として把握しておくことをおすすめします。
総務省統計局の家計調査によれば、2020年の単身世帯の光熱費(光熱・水道)の月額平均は11,686円となっており、下記のような内訳になっています。
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電気代5,791円
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ガス代3,021円
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上下水道代2,172円
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その他光熱費(灯油)その他光熱費
(灯油)702円
一人暮らしにオススメの間取り
一人暮らし向けの間取りは主に1R・1K・1DK・1LDKがありますが、ライフスタイルなどによって、2K、 2DK、2LDKなど部屋数の多い間取りを選ぶ方もいらっしゃいます。
今回は間取りごとの特徴や違いを紹介し、間取りを決める際のポイントを紹介します。
一人暮らし用の一般的な間取り
メリット | デメリット | |
---|---|---|
1R |
・家賃が安い ・生活動線が短くて済む ・駅から近い物件が多い |
・部屋が狭い ・料理をすると部屋に臭いが充満してしまう ・玄関と部屋が繋がっている |
1K |
・キッチンと居室に仕切りがある ・玄関から居室が見えない ・居室からトイレの出入りが見えない |
・1Rよりは家賃相場が高い ・キッチンが狭い |
1DK |
・キッチンが広い ・物件によってはキッチンにも収納がある ・条件によっては1Kとあまり変わらない家賃 |
・1Kより家賃相場が高い ・築年数が古い物件が多い |
1LDK |
・リビングと居室を分けて生活できる ・部屋が広い |
・家賃が高い ・部屋が広い分、掃除が大変 |
1R | メリット |
---|---|
・家賃が安い ・生活動線が短くて済む ・駅から近い物件が多い |
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デメリット | |
・部屋が狭い ・料理をすると部屋に臭いが充満してしまう ・玄関と部屋が繋がっている |
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1K | メリット |
・キッチンと居室に仕切りがある ・玄関から居室が見えない ・居室からトイレの出入りが見えない |
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デメリット | |
・1Rよりは家賃相場が高い ・キッチンが狭い |
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1DK | メリット |
・キッチンが広い ・物件によってはキッチンにも収納がある ・条件によっては1Kとあまり変わらない家賃 |
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デメリット | |
・1Kより家賃相場が高い ・築年数が古い物件が多い |
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1LDK | メリット |
・リビングと居室を分けて生活できる ・部屋が広い |
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デメリット | |
・家賃が高い ・部屋が広い分、掃除が大変 |
部屋数を求める方向けの間取り
2K |
2Kとは、6帖未満のキッチンと2つの居室があり、キッチンと居室に仕切りがある間取りを指します。 2Kは比較的家賃が安いので、家賃を抑えて部屋数が欲しい方におすすめです。 2Kという間取りは、「DK」という種類の間取りができる前からあったので、築年数が古い物件がたくさんあります。 そのため、築年数や立地などの条件次第では、1K~1DKと同じくらいの家賃で探すことも可能です。 古い物件が多めですが、比較的新しい物件もあるので、築年数が気になる方は物件情報で確認することをおすすめします。 |
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2DK |
2DKとは、6帖~10帖未満のキッチンと2つの居室があり、キッチンと居室に仕切りがある間取りを指します。 2Kよりもキッチンが広くなり、10帖近い広さがあればリビングとして使うこと可能です。2DKには古い物件も多いので、築年数や立地の条件を広げれば、駅に近い築浅の1Kくらいの家賃帯で借りることも可能になってきます。2DKは部屋の広さを優先しつつ、一般的な一人暮らしの家賃の範囲で考えている方におすすめの間取りです。 |
2LDK |
2LDKとは、10帖以上のキッチンと2つの居室があり、キッチンと居室に仕切りがある間取りを指します。 2LDKは家賃相場が高く、部屋数が多くて広い分、掃除も大変になりますが、家賃の予算に余裕があって部屋数が欲しい人におすすめです。 リビングが10帖以上あるので、ダイニングテーブルとソファを置く場合でも余裕のある広さといえます。 仕事部屋が欲しい方や、家賃は高くてもリビングと寝室を分けた上でもう一部屋使いたい、といった方に向いている間取りです。 |
一人暮らしに必要なものリスト
進学や就職に際し、初めての一人暮らしをするときに「何から買い揃えればいいのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方向けに、今回は初めての一人暮らしに必要なものをご紹介します。
新生活を気持ちよく始められるよう、まず初めに最低限必要なものや日用品、
必須のアイテムではないものの初めての一人暮らしであると便利なもの、
生活していく中で必要に応じて徐々に買い足せばいいものなどをそれぞれリストアップしました。
さらにうっかり忘れがちな男女別で必要となるアイテムも取り上げます。
最低限揃えておきたい!必需品リスト
一人暮らしをスタートさせる際に、最低限用意しておくと快適に暮らせるもの必要なものには以下のものが挙げられます。
引越し当日から必ず使用したいものから優先順位をつけ、買い揃えることをおすすめします。
カーテンや洗濯機・冷蔵庫などの大型家電は、新居で事前に設置場所の寸法を測った上で購入がおすすめです。
エアコンや照明は、賃貸物件の場合は備え付けられているケースがほとんどですが、ない場合は部屋の広さに応じて適切なものを選びましょう。
布団ではなくベッド派の方は最初に用意した方が良いかもしれません。
日用品類は、コンビニ・スーパー・ドラッグストアで取り扱いがあるものも多いので、引っ越し後に必要なものから徐々に揃えましょう。
家具
- カーテン(サイズ要確認)
- 寝具一式(敷布団・枕・掛け布団・それぞれのカバー等)
家電
- 照明(サイズ・明るさ要確認)
- 洗濯機(サイズ要確認)
- 冷蔵庫(サイズ要確認)
- 電子レンジ
- 炊飯器(しゃもじ)
日用品
- ソープ類
- タオル類
- 歯磨きセット
- ゴミ袋(地域の指示に従う)
- ティッシュ・トイレットペーパー等
- 洗濯洗剤
- 食器
- 食器洗い用品
- 雑巾
- 文具
- ドライバー(家具・家電設置用)
- 物干し竿
- 洗濯物かご
- 洗濯用ハンガー
- 風呂掃除用品
- シャワーカーテン(ユニットバスの場合必須)
一人暮らしにあると便利なものリスト
必ずしも万人に必要なものではないものの、初めての一人暮らしにはあると便利なものとして、下表のものが挙げられます。
不必要なものを買うことを防ぐためにも生活スタイルに応じて追加で購入していくのがおすすめです。
その他、掃除用品やキッチン用品、ゴミ箱など必要に応じて随時揃えていきましょう。
家具
- ベッドフレーム
- テーブル
家電
- 電気ケトル
- テレビ
- ドライヤー
- アイロン・アイロン台
日用品
- 防災グッズ
- 掃除機
- フローリングワイパー
- ゴミ箱
- 調理器具
- 調理小物
- 電池
- 延長コード・電源タップ
- 害虫駆除グッズ
徐々に買い足していけばいいものリスト
引っ越し後に新生活を送る中で、必要に応じて徐々に買い足せばいいものとして、下表のものが挙げられます。
これらは最初に買わずとも自分のお気に入りのものをゆっくり探していけばいいと言えます。
中にはかさばるものもあるため、しばらく生活してみて、本当に自分の生活に必要かどうかよく吟味してから購入しましょう。
家具
- ソファ
- テレビ台
- カーペット
- 姿見
- 食器棚
- 収納ボックス
- 本棚
- 洗濯機ラック
家電
- エアコン
- オーブントースター
- 扇風機
- Blu-rayレコーダー
日用品
- 風呂掃除用品
- トイレ掃除用品
- 医薬品
- 時計
- その他食器
- 食品保存容器
- 体重計
- 湯桶・風呂椅子
男性・女性特有の忘れがちな備品
上記で紹介した必要なものの他に、男性・女性でそれぞれ必要となるものもあります。
つい忘れてしまいがちなアイテムですので、ぜひこの機会にご確認ください。
男性用リスト
- シェーバー
- 衣類スチーマー(特にスーツ着用の方)
- シューケア用品
- 消臭グッズ
女性用リスト
- ドレッサー
- 生理用品
- 防犯グッズ
- 洗濯ネット
番外編
一人暮らしにオススメ冷蔵庫
進学や就職、単身赴任などで新しく一人暮らしを開始する方に向けて、おすすめの冷蔵庫の選び方をご紹介します。
一人暮らし向けといっても、自炊の有無や、冷凍食品を多く買うかなど、生活スタイルによって必要な容量が変わります。
自分の生活に合う使いやすい大きさを選びましょう。
特に以下の点を考慮して冷蔵庫選びをすることをおすすめします。
- 冷蔵庫のサイズ
- 設置スペース
- 扉の開閉方向
- 省エネタイプ
- 棚の枚数とドアポケットの深さ
- チルド室や野菜ケースの有無
- 冷凍庫の容量
- 使いやすい機能性
- デザイン
冷蔵庫のサイズ
コンパクトサイズでワンルームにもおすすめ
100L~150Lの冷蔵庫は、一人暮らし向けの冷蔵庫としておすすめしたい小型サイズです。
小さくスリムなので、キッチンや置き場所が狭い場合にもおすすめです。
小型なので、2ドアでかつ安い、コスパのよいものが多い傾向にあります。
食材を買い込まない、あまり料理をしないという人にもピッタリのサイズです。
たまに自炊する人向け、冷凍食品もストックできる
150L~200Lは一人暮らし向けとしては、中程度のサイズです。
自炊はたまにする人や、冷凍などの調理が容易な食品をよく購入する人にもおすすめの冷蔵庫です。
電子レンジがあるなら、冷蔵庫に冷凍食品をストックしておくと、何か食べたいときにもすぐに食べられるのでよいでしょう。
小型の冷蔵庫は小さすぎるけど、大型の冷蔵庫を置くスペースがないという方にもおすすめです。
大きめサイズでお料理好きの方に
200L~250Lは、一人暮らし向けの冷蔵庫としては大きめのサイズです。
比較的大きい型なので、野菜室やチルド室、霜取り不要などの機能が充実しているのが魅力のひとつです。
毎日のように自炊をする方やまとめ買いをするという方にピッタリな冷蔵庫です。
このサイズは、一人暮らしだけでなく、二人暮らしの人でも問題ありません。
飲み物などを入れられるミニサイズ
100L未満の冷蔵庫は、ホテルなどに置かれているような、小さい冷蔵庫です。
キャパシティーは小さいですが、うまく収納をすればある程度の飲みものや食べものを入れることは可能です。
冷蔵庫に場所をあまり取られたくないミニマリストの方にもおすすめのサイズです。
ほかにも、サブの冷蔵庫として使う、特定の部屋専用にするなどの使用方法が可能なサイズです。
設置スペースの検討
冷蔵庫を購入するうえで重要なポイントとして、設置や運搬時に適切なサイズかという点が挙げられます。
まず初めに、冷蔵庫を設置するときは、壁からのスペースが必要です。冷蔵庫は、ほとんどの製品が壁からある程度距離をとって設置するよう推奨されているためです。冷蔵庫の種類によって上下左右必要な間隔が異なりますので、購入時にあらかじめご確認ください。
もうひとつの注意ポイントは、搬入するときに問題なく設置場所まで運搬することができるか否かです。設置する場所そのももにスペースがあっても、通過することができなければ置くことができません。玄関に入るか、階段から運べるかなどを事前にチェックしておくことをおすすめします。
扉の開閉方向の確認
大型冷蔵庫の場合はフレンチドア(観音開き)のモデルが多いですが、一人暮らしの方用の冷蔵庫の場合は、ほとんどが左開きか右開きのどちらかに一方から開閉する使用となっています。冷 蔵庫の設置場所がキッチンの左側なら右開き、右側なら左開きを選ぶといいでしょう。 左右どちらからも開くモデルや、金具を取り替えることで開き方を変えられるつけかえ可能ドアのモデルもありますので、引っ越しをする予定がある人は、これらのモデルを選ぶと間取りにかかわらず安心です。
電気代を節約するなら省エネタイプ
冷蔵庫は毎日使うからこそ、できる限り電気代を抑えたいものです。そこで注目すべきポイントが「省エネ基準達成率」です。省エネタイプの商品を選んで無駄な電力消費を抑えることによって、電気代の削減につながります。そのため省エネ基準達成率が100%以上のものを選ぶことをおすすめします。
棚とドアポケットの確認
同じ容量の冷蔵庫でも、棚の数によって収納のしやすさが変わってきます。そのため棚の枚数の目安は3~4枚がおすすめです。
3枚だと棚どうしのスペースが広くなるので、缶ビールやペットボトルなど、背の高い商品も立てて収納できます。一方で、棚が4枚の場合は棚同士のスペースが狭くなりますが、仕切りが多いので細かい食材を分かりやすく収納することができます。
また、ドアポケットの深さもチェックしておきたいポイントです。背の高いボトルに入った飲み物を収納したい場合はドアポケットが深くないと不便になります。逆に、背の低い調味料などのボトルを揃えたい方は、ドアポケットが浅めの方が無駄なスペースが無くなります。
ご自身の生活スタイルにあった形状の冷蔵庫を探してみてください。
野菜室やチルド室の有無
一人暮らしだと、野菜や肉などの生鮮食品を一度に消費しきれないことも多いかと思います。週末に食材をまとめ買いしたいと考えている人は、野菜スペースやチルド室があるモデルがおすすめです。
野菜スペースがあると買ってきた野菜をそのまま収納することができるので、小分けにする手間を省けます。また、チルド室は魚や肉などを保存しておくのに便利なので、自炊が多い方はチルド室があるものを選ぶと良いでしょう。
冷凍庫の容量
一人暮らしの方は、便利な冷凍食品を活用することも多くなるでしょう。冷凍食品のほかにも、作り置きのおかずやまとめて炊いたごはんを冷凍保存する方も多数です。そこで、冷凍庫の容量も冷蔵庫選びの重要なポイントとなります。
冷凍食品やペットボトルも収納できるように、一人暮らしの方は容量が40~50L以上の深さのあるモデルを選ぶのがおすすめです。
あったら便利なその他機能
一人暮らしで、冷蔵庫を購入するという方にぜひ確認してほしいのが、電子レンジを置けるタイプのものが必要かどうかです。一人暮らしの場合、キッチンがあまり広くない部屋も多いので、スペースの節約が必要な場合は多いでしょう。
そんなときにおすすめなのが、冷蔵庫のうえに電子レンジを置くことができる耐熱板がついているものです。このタイプは、電子レンジを冷蔵庫のうえに置くことができます。ただし、オーブンがついているものやトースターは、温度が高温となってしまうことも多いので、取扱説明書をよく読んで設置しましょう。
冷蔵庫の冷却方式には、間接的に冷やす「間冷式」と直接冷やす「直冷式」というふたつのタイプがあります。直冷式は、霜が付きやすいのですが、間冷式タイプの冷蔵庫は、自動で霜取りをおこなってくれるため、お手入れが楽ちんです。霜が発生してしまうとお手入れが必要となるため、霜取り機能の有無はしっかりとチェックしておきましょう。
1DKや1LDKなどで、冷蔵庫の設置場所と寝室が離れている場合はあまり気にしなくても大丈夫ですが、ワンルームの場合や冷蔵庫の設置場所が寝室と近い場合には、運転音も大切な判断要素です。夜中に冷蔵庫特有の音に悩まされたくないのであれば、できるだけ運転音が小さいモデルを選ぶといいでしょう。
インテリアに馴染むデザイン
初めての一人暮らしは、部屋に置く家電もおしゃれなもので揃えたいという人も多いでしょう。そんなときは、デザイン性重視で選ぶのもひとつの方法です。
あまり個性のあるデザインがなくシンプルなものが多い冷蔵庫が多いですが、定番のホワイト以外ものカラーもあり、部屋全体のインテリアと合わせることが可能です。なかには、木目調のものやレトロなものなどおしゃれなデザインもありますので、個性を出したい方は探してみてください。
番外編
一人暮らしにオススメ洗濯機
新生活で一人暮らしをスタートする方に向けて、おすすめの洗濯機の選び方をご紹介します。
洗濯機は、一人暮らしを始める際の必須家電のひとつです。小型の低価格モデルから豊富な機能が備わった少し大きめのモデルまで、さまざまな種類から選ぶことができます。
特に以下の点を考慮して冷蔵庫選びをすることをおすすめします。
- 洗濯機タイプ
- 洗濯機の容量
- 設置スペース
- 使いやすい機能性
- デザイン
洗濯機タイプ
縦型洗濯機は大家族で使える大容量から、一人暮らしにぴったりな小容量モデルまで豊富に展開しています。
扉が上に開くので上方にスペースが必要ですが、狭い場所にも設置しやすいのが人気の理由です。
また、たっぷりの水で洗うため、汚れが落ちやすいのも大きなメリットです。
さらに、乾燥もできるモデルが増えているほか、小容量モデルも高機能化が進んでいるのも魅力的です。
ドラム式に比べると比較的費用が安く済むので、価格重視の方にもおすすめのタイプです。
ドラム式洗濯機は基本的に乾燥機能が備わっていることが最大の特徴です。
そのため日中に洗濯物を干すことができない方におすすめのタイプです。
モデルによっては温水を利用した洗濯も可能なので、冬場など水温が下がる季節でも汚れが落としやすい利点があります。
また、前面に扉が設けられているので、背が低い方でも洗濯物の出し入れが簡単です。
ただし、洗濯物本体のサイズが大きいうえ、前方に向かって扉が開くため設置場所の面積がある程度必要ですのでご注意ください。
加えて、洗濯物を取り出して干すまでの導線によっても使い勝手が変わるので、扉の開く方向にもお気を付けください。
洗濯機の容量
一般的に1日あたり1.6kg程度の衣類が洗濯に回されるといわれています。そのため一人暮らしの場合は2~3日分をまとめて洗濯できる5.0~6.0kg程度の洗濯機がおすすめです。 なお、布団のシーツや厚手の毛布なども自宅で洗いたい場合は、7.0kg以上の大きめモデルを選んでおくと安心です。
設置スペース
洗濯機を購入するうえで重要なポイントとして、冷蔵庫などと同様に設置や運搬時に適切なサイズかという点が挙げられます。
物件によっては設置場所やドア、通路が狭い場合があるので、事前に搬入可能なサイズを確認しておきましょう。設置場所には「防水パン」という足場が用意されていることがあり、そのサイズに本体の脚が収まる必要があります。特に、ドラム式洗濯機や7.0kg以上の縦型洗濯機などを検討している方は、一人暮らしの物件では設置できないこともあるので注意が必要です。
家電販売店によっては、「設置の可否判断」と「別途料金が発生するか」の見積もりをおこなっている場合がありますので、購入の際には併せて申し込んでおくのをおすすめします。
あったら便利なその他機能
洗濯機はモーターで大きな洗濯槽を激しく回転させるため、運転音が気になる方もいらっしゃいます。特にワンルームなどで生活スペースに洗濯機を設置する方や、夜に洗濯する方は、静音性が高いインバーター搭載モデルをおすすめします。インバーター搭載の洗濯機なら、運転音だけでなく振動も低減されますので比較的安心です。洗濯機を使用している間、音や揺れがが気になる方は是非ご確認ください。
仕事で昼間は洗濯物を干せない方や、女性の一人暮らしで外に干したくない方には乾燥機能が便利です。縦型洗濯機とドラム式洗濯機、双方に乾燥機能付きモデルは存在しますが、ドラム式洗濯機のほうがしっかりと乾きます。また、多くの縦型洗濯機に備わっている「簡易乾燥」は、送風によって水気を飛ばす機能なので、あわせて自然乾燥が必要です。手間なくフワフワな仕上がりにしたい場合は、ドラム式洗濯機がおすすめです。
インテリアに馴染むデザイン
家電のなかでも、洗濯機大きなサイズの部類に入ります。一人暮らし向けの小容量モデルは比較的サイズが小さめですが、それでも充分な存在感があります。特に、ワンルームの生活スペースに洗濯機を置く場合は、部屋の雰囲気に合わせてデザインを選ぶのがポイントです。 この頃はスタイリッシュでおしゃれなデザインのモデルも多数売り出されています。真っ白で清潔感のあるモデルもあるので、気になる方はチェックしてみてください。